「絶対に、見た方がいい!!」と友達に強く勧められて、
久々に映画館でしっかり見てきました!!
劇場版ミュージカル「WICKED」🧙♀️
最高の音楽と映像で、一気にWICKEDの世界、オズの国へ引き込まれました!!
友情、恋愛、夢、希望、現実、絶望、願い…あらゆる感情を揺さぶられて、終始涙が止まりませんでした!!
🪄目次🪄
1.ミュージカル「ウィキッド」とは
2.物語の世界に引き込む、音楽の魅力
3.ファンタジーに隠された現代社会へのメッセージ、物語の魅力
4.映画版WICKEDみどころまとめ!
5.ユナイテッドシネマのフレックスサウンドチェアで没入体験!
6.ミュージカルっていいよね、映画っていいよね。
1.ミュージカル「ウィキッド」とは
2003年にブロードウェイで初演され、今もなおロングランを続ける大人気ミュージカル『WICKED』。

かの有名な映画「オズの魔法使い」に登場する、オズの国の魔女2人にスポットをあてた、サイドストーリーです。
舞台版では、主人公エルファバ役をイディナ・メンゼル、友人グリンダ役をクリスティン・チェノウェスが演じており、トニー賞では装置デザイン賞など3部門受賞、アルバムはグラミー賞を受賞しています。
〜簡単なあらすじ〜
魔法の国オズにあるシズ大学でふたりは出会う。優しく賢いが、肌の色が緑であるゆえに家族や友人から疎まれ孤独なエルファバと、誰よりも人気者で華やか、みんなから注目の的であることが当たり前のグリンダは、そんな二人は、ちょっとしたトラブルから、まさかのルームメイトになってしまう。何もかも反対の性格なふたりは、お互いに「大嫌い!」とケンカする日々だが、ひょんなことをきっかけにして、少しずつ確かな友情が芽生えていく。ある日、遂に誰もが憧れる偉大なオズの魔法使いに見出されたエルファバは、グリンダと一緒にに彼が住む街エメラルドシティへ旅立つ。そして、そこでオズに隠され続けていたある”秘密”を知る。ふたりの運命がかわっていく…。
では、ウィキッドの魅力を掘り下げていきましょう!
2.物語の世界に引き込む、音楽の魅力
ステファン・シュヴァルツ(Stephen Schwartz)作曲のウィキッドミュージカルナンバー。
part1では、ほぼ全ての曲が舞台版と同じ曲をアレンジして歌われておりました!舞台版のウィキッドファンとしては、曲ごとにいちいち、映画館で聞ける喜びにしびれておりました!
物語の幕開けを告げる、
♪No One Mourns the Wicked

舞台ではオーバーチュアの役割を果たしており、今から夢の物語が始まるワクワク感を最大に高めて開幕します。
「グッドニュース、悪い魔女は○んだ」…ほんとうに衝撃的なスタートですよね。
そして、冒頭からグリンダの透き通るような歌声に心現れます。
映画では世界的歌姫、アリアナ・グランデ扮するグリンダ姫が美しい歌声を響かせます。
♪Dear Old Shiz

シズ大学の校歌として歌われるこの曲。
どんなふうに描かれるのかと期待していましたが、シズ大学についた最初のシーンから心奪われる世界でした!ヴェネチアのような水路に囲まれた全寮制大学。
やはり、学園シーンというのはそれだけで、夢があります。ハリーポッターもそうですし、ハイスクールミュージカルもそうですし。世界中多くの人が共通して思い描ける、人生の中の特別な時間ですものね!
♪The Wizard And I

孤独なエルファバが、人生で初めて大きな希望を手にする歌。感動的です。号泣できます。
映画版でエルファバ演じる、名優シンシア・エリボの大迫力の歌声が心に刺さります。曲の初めから後半になるに従って、どんどん気持ちが高まり、最後に喜びが弾けるシーンが圧巻です!
♪Dancing Through Life

フィエロ様がかっこよすぎて、もうメロメロでした。歌声も色っぽいです。夢の王子様そのものです。舞台もかっこいいですけど、こういうところは映画のビジュアルはさすがです。
そして、このナンバーのダンスはとても見応えがありました!図書室の中で始まるダンスはまるでサーカスみたいな演出で、スターダストクラブでのキラキラしたダンスタイムはもう夢見心地で見ていられます。
今後の物語の展開の中で重要シーンとなってくる、エルファバとグリンダのシーンもとても繊細に描かれていて、グッとくるシーンとなっていました!
3.ファンタジーに隠された現代社会へのメッセージ、物語の魅力
完全ファンタジーな世界観ですが、その中で、政治的なこと、人種的なこと、差別や偏見。そんな社会的問題もしっかり盛り込まれてテーマとなっているのが、この作品です。
「何が正義か」正義というものは、時代や立場で、変わってきてしまうという性質が残念ながらありますよね。日常における些細なことから、世界全体に及ぶ大きなことまで、何を正義にしているかは、人それぞれ違うことがたくさんあり、だからこそ、争いはなくならない…
2003年、この物語が誕生した頃から20年以上の時を経て、世界はどんどん変わっている中で、また改めて現代の世にこの物語がら送り出されて、作品が発するメッセージは当時とはまた違うものになり、また受け取り方も、国や年齢、人それぞれ違うでしょう。
物語を受け取り、そこから日々をどう生きていくか。どう世界を考えるか。そういう作品と時代との呼応性が芸術の醍醐味であると思うし、この作品でもしっかり描かれて、観客へしっかり突きつけられているようでもありました。
4.映画版WICKEDみどころまとめ!

・200%ファンタジーを味わえる夢のような世界観の映像
・一瞬で作品の世界に引き込む音楽と、素晴らしいキャストの圧巻の歌声。
・ミュージカルの魅力が詰まった華やかなダンスシーン
・キャラクターそれぞれの想いやその人間性、背景まで感じ取れる人物の描き方や、細かな心情表現や複雑な心のやり取り
・美しさとかっこよさが共存する圧倒的なビジュアル
・舞台版初演オリジナルキャストの登場!!!!
5.ユナイテッドシネマのフレックスサウンドチェアで没入体験!
今回は、ユナイテッドシネマにて、初めてフレックスサウンドチェアを体験しました!
特別料金はなく、通常料金にて全席このフレックスサウンドチェアになっているとのことで、どんなものなのかと思って行ったのですが…
これは…想像以上の没入体験!事件レベルの感動でした!!
椅子それぞれにスピーカーが内蔵され、上質なサウンドを耳元で聴きながら鑑賞できます!そしてなんと、音楽やシーンに合わせて、椅子が振動する仕掛けも。体中で感じて、映画の世界に入り込む最高の没入体験でした!
そしてなんと、↓こちらから、通常2000円のところ、1400円で鑑賞できてしまいました!
こんな最高な鑑賞体験が1400円は、どう考えても安いです!!満足感が半端ない…!!
6.ミュージカルっていいよね、映画っていいよね。
そんなわけで、友達にオススメされた通り、絶対に絶対に見てほしい映画でございます、WICKED。
ミュージカルのいいところは、観た後もナンバーを口ずさんだり、音楽とともに余韻を楽しめること。通常の映画でもサウンドトラックを聴くと映画の世界が目の前に広がるような気持ちになりますが、ミュージカルの場合はそこにおいて、より一層、音楽で余韻に浸れる度合いが大きいです!
WICKEDは、 Apple Musicや、楽天ミュージックやYouTubeにて、今回の映画版アルバムもありますし、オリジナルブロードウェイキャスト、劇団四季キャスト日本語版と、いろんなパターンを聞き比べて楽しむのも面白いですよね!
舞台に比べたら、リーズナブルで、気軽に楽しめる映画版WICKED。
ぜひ、劇場で目撃してみてください!!

※画像は一部映画公式サイト、情報サイトより引用しております。