新年度が始まりました!!
色々と落ち着くまでは慌ただしい日々が続く方もいらっしゃるかもしれません…!
そんな時こそ、お休みの日は思いっきり羽を広げて、リフレッシュしてください!
お家で過ごすのもいいですが、ちょっと足を伸ばして、アートの世界にひたってみるのも、心の安らぎを与えてくれます!!
気になる展覧会がありましたら、ぜひ訪れてみてください!!
東京近郊で楽しめるオススメ美術展10選を紹介します!
- 1.ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト
- 2. 没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ
- 3. 手塚治虫「火の鳥」展 ー火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡 =宇宙生命の象徴ー
- 4. 特別展「桜 さくら SAKURA 2025 ー美術館でお花見!」
- 5. 異端の奇才ーービアズリー
- 6. 堀内誠一展 FASHION(ファッション)・FANTASY(ファンタジー)・FUTURE(フューチャー)
- 7. アリス新世紀 ー永遠の少女が異世界の扉をひらくー
- 8. イメージの魔術師 エロール・ル・カイン展
- 9. ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ
- 10. ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ
1.ブルックリン博物館所蔵 特別展 古代エジプト

古代エジプトの神秘が現代によみがえる特別展が今週末でフィナーレを迎えます。ニューヨークのブルックリン博物館が所蔵する貴重なコレクションが日本で一堂に会し、ファラオの黄金時代や死生観、神々の世界を垣間見ることができます。ミイラや副葬品、神々をかたどった彫像など、多彩な展示品が特徴です。特に、繊細な装飾が施された石棺やヒエログリフが描かれた遺物は必見!古代エジプトの文化や信仰がどのように形作られ、現代にも影響を与えているのかを学ぶ絶好の機会となっています。
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
会期:2025年1月25日(土)~4月6日(日)
休館日:なし(会期中無休)
チケット:一般/大学・専門学生 平日2,500円、土日祝2,600円
高校・中学生 平日1,800円、土日祝1,900円
小学生 平日1,200円、土日祝1,300円
公式サイト:https://egypt-brooklyn.exhibit.jp
2. 没後120年 エミール・ガレ:憧憬のパリ

アール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸家、エミール・ガレの没後120年を記念した回顧展が開催中です。自然界の美しさを写し取るような作品は、詩情あふれるデザインと緻密な技法によって生み出されました。本展では、彼の代表作である花瓶やランプ、家具などが展示され、19世紀末のパリに広がる芸術の息吹を感じられます。ガレが影響を受けたジャポニスムや、彼の作品が現代のデザインにどのような影響を与えているのかを考察する内容も魅力です。
会場:サントリー美術館(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階)
会期:2025年2月15日(土)~4月13日(日)
休館日:火曜日(4月8日は開館)
当日券:一般1,700円、大学・高校生1,000円、中学生以下無料
公式サイト:https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2025_1/index.html
3. 手塚治虫「火の鳥」展 ー火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡 =宇宙生命の象徴ー

手塚治虫のライフワークとも言える『火の鳥』に焦点を当てた展覧会が開催されています。壮大なスケールで描かれる生命の循環や進化、哲学的なテーマを深掘りし、原画や映像資料を通じてその世界観を深掘りします。本展の特徴は、「エントロピー増大と動的平衡」という科学的視点を交えた解釈が加えられている点です。時空を超えた物語がどのように組み立てられ、未来へとつながるのかを知ることができる貴重な機会となるでしょう。
会場:東京シティビュー(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)
会期:2025年3月7日(金)~5月25日(日)
入館料:<平日>一般2,300円、高校・大学生1,700円、4歳~中学生800円、65歳以上2,000円
<土・日・休日>一般2,500円、高校・大学生1,800円、4歳~中学生900円、65歳以上2,200円
公式サイト:https://hinotori-ex.roppongihills.com
4. 特別展「桜 さくら SAKURA 2025 ー美術館でお花見!」

春の訪れとともに、桜をテーマにした特別展が開催されています。日本美術において桜は古くから愛され、多くの絵画や工芸作品に描かれてきたテーマです。本展では、江戸時代の屏風絵や近代日本画、そして現代アートまで、桜がモチーフとなった作品が並びます。館内に一歩足を踏み入れると、まるで美術館の中でお花見をしているかのような空間が広がります。この春、桜の儚さと美しさをアートを通じて楽しむてみてください。
会場:山種美術館(渋谷区広尾3-12-36
会期:2025年3月8日(土)〜5月11日(日)
休館日:月曜日(5月5日は開館)
料金:一般 1400円 / 大学生・高校生 500円 / 中学生以下 無料
公式サイト:https://www.yamatane-museum.jp/exh/2025/sakura2025.html
5. 異端の奇才ーービアズリー

19世紀末のイギリスで活躍したイラストレーター、オーブリー・ビアズリーの世界にどっぷり浸れる展覧会が開催中です。退廃的で官能的な彼の作品は、アール・ヌーヴォーの流れをくみつつも独自のスタイルを確立し、現代にも影響を与えています。代表作『サロメ』の挿絵や、モノクロの緻密な線画が放つ妖艶な魅力をじっくりと鑑賞できる貴重な機会です。彼の短くも激しい人生と作品の背景にある文学や文化との関係を探る内容にも注目してみてください。
会場:三菱一号館美術館(東京都千代田区丸の内2-6-2)
会期::2025年2月15日(土)~5月11日(日)
休館日:月曜日(但し4/28、5/5 は開館)
観覧料:一般2,300円/大学生1,300円/高校生1,000円
公式サイト:https://mimt.jp/ex/beardsley/
6. 堀内誠一展 FASHION(ファッション)・FANTASY(ファンタジー)・FUTURE(フューチャー)

アートディレクターとして幅広い分野で活躍した堀内誠一の展覧会が開かれます。『an・an』や『BRUTUS』などの雑誌デザインを手掛けた彼の仕事を振り返りながら、ファッション、ファンタジー、未来という3つの視点で作品を紹介。絵本作家としての顔も持つ堀内の創造力が、どのようにデザインやアートに影響を与えたのかを探る展示内容となっています。雑誌文化やビジュアル表現に興味のある人には必見の展覧会です。
会場:PLAY!MUSEUM (東京都立川市緑町3-1 GREEN SPRINGS W3棟2F)
会期:2025年1月22日(水)〜4月6日(日)
入場料:一般 1800円、 大学生 1200円、 高校生 1000円、中学生・小学生 600円
公式サイト:https://play2020.jp/article/seiichi_horiuchi/
7. アリス新世紀 ー永遠の少女が異世界の扉をひらくー

ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』は、150年以上にわたって世界中のアーティストや作家に影響を与えてきました。本展では、アリスの物語がどのように解釈され、アート、文学、ファッション、映画などに発展してきたのかを探ります。幻想的なビジュアルとともに、現代の作家が生み出した新しいアリス像も展示され、時代とともに変化していく「アリスの世界」を存分に楽しむことができます。
会場:Bunkamura Gallery 8/(〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F)
会期:2025年4月4日(金)〜2025年4月20日(日)
観覧料:無料
公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/250404alice.html
8. イメージの魔術師 エロール・ル・カイン展

エロール・ル・カインは、絵本界において独特な存在感を放つイラストレーターです。本展では、彼の代表作『眠れる森の美女』や『シンドバッドの冒険』などの原画が展示され、幻想的な世界観を心ゆくまで味わうことができます。細密な描写と鮮やかな色彩、独創的なデザインが織りなす彼の作品は非常に魅力的で、まるで魔法のようです!
会場:八王子市夢美術館(八王子市八日町8-1 ビュータワー八王子2F)
会期:2025年4月5日(土)〜6月1日(日)
休館日:月曜日(5月5日は開館)、5月7日
公式サイト:https://www.yumebi.com/exb.html
9. ヨシタケシンスケ展かもしれない たっぷり増量タイプ

ユーモラスで哲学的な視点を持つ、大人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの展覧会です。今回は、彼の代表作の原画やスケッチ、制作過程の資料が展示され、そのユニークな発想がどのように生まれるのかが解明されます。思わずクスっと笑ってしまうような作品とともに、彼が描く「子ども目線」の世界の奥深さを体験できます。
会場:CREATIVE MUSEUM TOKYO(〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 6F)
会期:2025年3月20日(木)〜2025年6月3日(火)
休館日:会期中無休
公式サイト:https://yoshitake-ten.exhibit.jp/tokyo/
10. ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ

20世紀の前衛芸術を代表するゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ夫妻の展覧会。本展では、彼らがダダイズムや抽象芸術の発展にどのように寄与したのかを探っていきます。ゾフィーはデザインや工芸の分野でも才能を発揮し、ジャン・アルプは彫刻や詩を通じて新しい表現を模索しました。芸術とデザインの融合が生み出した独自の世界観を体験できる貴重な機会となるでしょう。
会場:アーティゾン美術館
会期:2025年3月1日(土)〜2025年6月1日(日)
休館日:月曜日(5月5日は開館)5月7日
公式サイト:https://www.artizon.museum/exhibition/detail/585
気になる展覧会はありましたか?古代から現代まで、エジプトから西洋そして日本まで。
絵画、彫刻、まんが、絵本、日本画、文学、挿絵、工芸・・・
ひとくちにアート、美術展、といっても、広がる世界は無限大です!一つの空間で、アーティストの魅力を存分に体験できるのが、美術展のいいところ、驚きや感動に満ちた時間を過ごしてみてください!